愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

2025-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『花と龍』火野葦平

大陸かブラジルで一旗あげるか。 そんな夢をみる若い夫婦。 ときは日露戦争前後。 港で沖仲仕として働くうちに、いつしかその世界にどっぷりと浸かっていく。 表題は主人公が入れる刺青の柄です。 自分だったら何を彫ろうか? 絶対に入れないけど、何となく…

『世界あちこち旅日記』益田ミリ

漫画家の著者による旅行記 同じ国や同じ場所に行くのでも、人が違うと全く違う内容になるのですね。 考え方と見方は人それぞれ。 行く場所を選ぶのもその人がわかりますよね。 したい事と食べたいものがある、というのは大きな目的になるのでしょうね。

『ママは躁うつ病 2』

そこまでリアルな画風ではない漫画です。 だから読めるんでしょうね。 でも内容は壮絶です。 自身は躁うつ病、長女は統合失調症、次女はまだ社会に出ていない年齢。 それなのに病状は思わしくなく、入院を余儀なくされます。 それは家族と離れて暮らす事を意…

『女の答えはリングにある』

死ぬこともある。 全身や半身不随になることもある。 そこまでいかなくても、大小の怪我は日常茶飯事な職業。 それが女子プロレスラーです。 ただ戦うだけでなく、観客あってのものなので、みせるという事を意識しなければならない。 本当に過酷です。 それ…

『ご冗談でしょう、ファインマンさん』

話がどんどん繋がって別の話へ飛んでいく。 友人と話をしながら飲んでいるような感覚。 ここまで昔のことをありありと話せるのは、きっとその出来事のあった時に、没頭して素晴らしい経験をしたからに違いありません。 それができるから、楽しく過ごせて、大…

『皇室はなぜ尊いのか』渡部昇一

世界最古の王朝を持つ国 すなわち世界一長い歴史を繋いできている国 それが日本です。 別に日本を、自分が日本人である事を、必要以上に誇ることはありません。 しかし、先人にリスペクトを持ちつつ、日本のことは知っておかなければならないでしょう。 皇室…

『世界中で食べてみた危険な食事』谷本真由美

中国やっぱりやべー。 そこまで深くでは無いけど、幾人かの中国人と付き合ったことがあります。 日本人と全然違うんですよね。 教育が違う。 宗教が、文化が、常識が…。 そして本書で知ったのが現地の食べものです。 なんというか、とにかく凄いです。 その…

温メニュー

今週のお題「あったかグッズ」 そばもうどんも冷たいのが好きです。 選べる場合はどんな季節でも、冷たいのを選びます。 家人が作ってくれる場合は、基本的には温かいものが出てきます。 秋から冬にかけては、これもなかなか良いものだな、と思います。 湯気…

『お金に強くなる!』山崎元

お金は「何のために使う」などと意味を持たせない 必要な時は使う 不要な時は使わない 養老保険✖️ お金に意味を持たせて自由度をなくす 医療保険✖️ 貯蓄で対処がよい 公的年金は6割戻る見込み 最優先は借金の返済 リスク資産 半分 TOPIX連動型ETF(上場型投…

『ブッダの肉声に生き方を問う』中野東禅

煩悩は繰り返し出る 解脱しても別の煩悩が出る 気づくことが大切、反省する 怠けるのは火おこしの最中に休むようなもの わたしは無限に人の幸せを願っている 師匠は五つ教えよう 人としての教養 自身が学んだこと 質問されたこと 友人に紹介 諸方面で保護 我…

『華岡青洲の妻 恍惚の人 青い壺』有吉佐和子 ソロコワ山下聖美

老人は誰かが犠牲になり世話すべきという、間違った感覚 過度な感情を持たず「必要なら手を貸す」という姿勢が良い 玉露は贅沢なお茶、ちょっといいことがあった日に飲むもの 生きてさえいれば、人はささやかな幸せで満足できる

『名句の学び方』

国語の授業で俳句を教わることが何度かありました。 松尾芭蕉や小林一茶や正岡子規など。 でも、記憶にあまり残っていないのですよね。 代表作の数句やタイトルはわかるのですけど、どんな解釈をして味わうのか、という一番大事な部分が。 それではあまりに…

『世界で一番カンタンな投資とお金の話』村上世彰 西原理恵子

投資家とはお金を増やす仕事です。 普段の仕事以上に稼ごうと思ったら、普通の人はこういう方法を取るのが一つです。 本書の中で実際に西原理恵子の息子さんが株を買います。 そんなにすぐに増えはしないのですが、始めるのはいいことですよね。 そうしない…

『教養としての落語』

落語なんて今の人たちは聞くのだろうか? 動画がこれだけ溢れているので、敢えて聞く必要は感じないでしょうね。 話しているのを聞いて想像する作業なんて、恐らくまどろっこしいのでは無いかと。 さらに。 とくに下げの部分ですが、ある程度の知識がないと…

『ヘミングウェイ短編集』

短編小説は書けそうで書けない。 普通の人は、書こうとも思わないでしょうけど。 とにかくその人がありありと出てくるのですよね。 長編よりもずっと赤裸々な気がします。 『老人と海』の世界感。 私は好きです。

『びっくり深海魚』

日常の悩みなんて小さい物です。 それは一緒に住んでいる犬を見ていてもわかるけど、深海魚を見るともっとわかります。 だって彼らには全く関係ない、というか理解不能でしょうから。 同じ地球上ですらこうなのに、宇宙人なんて本当に意思の疎通は難しいだろ…

『ホビットの冒険 上』トールキン

これこれ!これですよ! 小学生の頃、夢中になって読んだのと全く同じ本です。 ホビットは小人なんですけど、とにかく愛らしくて魅力的です。 それが魔法使いとドワーフ(これも別の種族の小人)と、龍に奪われた宝物を取り返しに旅立つという。 まさに冒険…