2026-03-01から1ヶ月間の記事一覧
戦争は日本にあった。 十二人が十年と少しで七人に減る。 それが戦争なのでしょうね。 なりたい職業に就けるだけで、十分幸せなのですよね。 置き屋や奉公に行かなければならないケースもある。 そう考えたら、今を生きている我々は、何を文句を言うことがあ…
押絵の中に入り込むということがあり得るのか。 このような話になると、いつも果心居士を思い出す。 現実と空想の境目がなくなる奇妙な感覚。 むしろそこに境目なんてないのでは無いか、という気さえしてくる。 謎の老人というのも、現実の世界ではなかなか…
暴君を殺害しようとして捕まった男。 磔刑を言い渡される。 当然だろう。 権力者が己を暗殺しにきたものを許すわけがない。 その者に対する憎しみもあるが、その後の同様な事態を防ぐために、絶対に過酷な刑罰に処さなければならない。 そのための磔刑だ。 …
人は誰もが愚かだ、と見ることは出来る。 自分の好きな人を手に入れるために策を弄することは、相当愚かな振る舞いに入るだろう。 利己的でもあり、倒錯してもいる。 悪人と呼ばれる人もいる。 しかし愚者と同じで、悪人では無い人が、果たしてどれくらいい…
キリスト教徒が棄教することを転ぶ、という。 江戸時代にキリスト教が禁止され、過酷な取り締まりがなされた。 日本人の信徒たちは信仰に救いを求める。 神父たちは、文字通り人生を信仰に捧げて、日本にやっで来る。 生半可では無い。 そんな神父たちがなぜ…
人は自分が不幸にある時に、それを認めようとしないことがある。 医師が診断する時も、まさか、と除外してしまうこともあるのではないか。 それが届出が必要な伝染病だったりしたら。 さらに責任の発生する立場なら。 そうでなければいい、という思いが希望…
今週のお題「準備していること」 知人がある出来事により裁判を控えているのだとか。 嫌なものだろうな、と知人の様子を見ていて思った。 『しなくていい苦労はしなくていい』 そんな誰かの言葉が頭に浮かんだ。 無事に終わると良いですね。 心の底から、そ…
忍者同士の死闘。 果たして実際にそういうことが、どれほどあったのか? 忍びの者というくらいで、影働が主だから、あったとしても表に出さないだろう。 そもそもそんな派手な仕事も少なかったのではなかろうか。 でもね。 見たいんですよ、忍法を使って大活…
家政婦 今の時代の一般人には、あまり馴染みが無い職業だろう。 いや、ドラマではたくさん見て来てはいるが。 本書では、その家政婦が主人公である。 それも入ったのは置き屋の世界。 普通の家で働くのも大変だろうけど、全く知らない世界に飛び込むのは、そ…
金閣寺が放火により焼け落ちる。 その犯人が主人公。 なぜ、そんなことをしなければならないのか? 彼にとっては、永遠の憧れの女性のようなものか。 実際の姿を知り失望し、それでもその中に良いところを発見し、離れる。 それでも完全に忘れられない。 し…
若さと言うか幼さと言うか。 それが魅力なのだろう、お互いに。 自由は成熟とは対極にあるのかもしれない。 だから大人から見ると眩しいのか、もしくは眉を顰めるか。 もう少し大人だったら幸せになれただろうか? しかしそれだったら、惹かれ合うこともなか…
貧乏は罪だ、と言う言葉が確かあった。 会社を倒産させるのも、経営者による罪だ、という言葉も。 確かにさそれで不幸になる人や、ことがある。 個人ではなく共同体全体がそうなら、その悲惨さは増大する。 それにしても。 そうまでしなければならないほど貧…
凄いな、と物語を読んでいて思うことがある。 ショートショートの名手である、星新一の著作なんて、まさにそれだ。 実にどの話も鮮やかで自然なラストなのだ。 そして何十年も前に書かれているのに、現在の話だったり未来の話だったりする。 当時は全て未来…
トンネルの暗さと雪の白さが繋がっている。 夜でも雪は少しの明かりを反射するため、ほの明るく見える。 頼りない、それでも確かに存在する明るさ。 旅先での出会いもそんなものだろう。 それが家人を残してきているのなら、なおさらだ。 白黒の世界に赤が加…
ヤクザ者が市議会議員になる時代だった。 と言えば聞こえは良くないが、かつてヤクザは任侠という言葉で語られていた。 仁義を重んじて、弱者の味方に立っていたんですよね。 それなら市議会議員になっても良いか。 そんな気がしてきます。 今の政治家の方が…
プロレタリア文学。 学校で習いそう覚えたが、それって何だ? 実はみんな理解しているのだろうか? 労働者たち全員が主人公とも言える書き方。 いや、むしろ浅川が主人公か、というのは穿った見方過ぎるか。 働く時間を制限され非正規雇用にされ移民に仕事を…