愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『押絵と旅する男』江戸川乱歩

押絵の中に入り込むということがあり得るのか。

このような話になると、いつも果心居士を思い出す。

現実と空想の境目がなくなる奇妙な感覚。

むしろそこに境目なんてないのでは無いか、という気さえしてくる。

謎の老人というのも、現実の世界ではなかなか見ないようで、ふと話しかけられる気もする。

死神、永遠の命、狂気。

正気でいるのが難しい気がしてきた。