愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『それでも生きる 旧約聖書コヘレトの言葉』小友聡

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空の空、空の空、一切は空である

 

見よ、私が幸せと見るのは神から与えられた人生の短い日々、心地よく食べて飲み、また太陽のもとでなされる全ての労苦に幸せを見出すことである

 

全てが空しい

 

応報思想は通用しない

神を信じても豊かになる保証はない

 

コヘレトの言葉

雅歌

この二つは難解

 

ソロモンの栄華も振り返れば儚く、束の間

 

イエスも、コヘレトの言葉、を読んでいた

 

点滴だけで命を繋ぎ、ようやく起き上がり初めて食べたおかゆ

喜びに打ち震えた、体の隅々に命が通っていく

 

生かされているんだ

 

人生はヘベルだと思えば日常の全てが神の恵み

 

災を嘆くな、どう立ち向かうかを考えよう

 

出来事は変わらない、それをどう考えるかは変えられる

 

人生はヘベル、カイロスで満ちている

 

シャローム:平和、回復、充足、調和

     ソロモンの語源でもある

 

楽園追放ではなく、派遣という見方もある

 

たらふく食べても、少ししか食べなくても、働くものの眠りは快い

 

お金で人は幸せになれない

働いて得る報酬自体が祝福

 

イエスはいつも弱者の傍にいる

 

知恵のあるものは時と法を考える

 

両手を労苦で満たして風を追うよりも

片手を安らぎで満たす方が良い

 

今あるものに目を向ける

 

いつ終末が来ても良いように、現生を正しく生きよう

 

名声は良質の香油に勝る

 

死ぬ日は生まれる日に勝る

 

死という終わりがあるから有意義に生きられる

死があるから生に意味がある

 

人は最後に神の手の中に帰る

 

人生がヘベルだと見つめていてこそ、その一瞬が何よりも尊い時になる

それはカイロスで、一瞬でもあり永遠でもある

 

生きることが空くても、それでも生きよ

今生きていることが辛くても、必ず別の時が来る

 

朝に種を蒔き、夕べに手を休めるな

 

神は、敵対者、に見えない形で人間を包んでいる

 

言葉は時に人間を守る護符になる