愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『コーラン』マイケル・クック 大川玲子 牧野信也

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イスラム教の聖典である、コーラン
実際にはクルアーンという発音が近い、と言われています。
アラビア語で書かれているものでなければ、正確にはクルアーンでは無い。
つまり本書はコーランの解説書ではあるが、実際のコーランとは、神聖さなどにおいて大分違うと考える必要がある。

イスラームとは

自分自身を完全に神に捧げること。神に服従し、その他には仕えない。

 

神は良いものだけではなく、悪いものも想像した。

 

男性の優位を保障している。

反抗的な女性は諭す→それでもダメなら寝床に置き去り→それでもダメなら打つ
旧約聖書では、女性は男性を求め、男性は女性を支配すると書かれている。

新約聖書では、女性は静かに従順に学ぶべきと書かれている。

クルアーンの冊子自体が聖なるもの、不信仰者や不浄な者は触れるべきではない。

 

クルアーンは記憶した方が良い。

 

日常よく使う言葉

神が望むならば

神が1番ご存知である

神に讃えあれ

 

姦淫に対して石投げ形を定めた章句が書かれた記録が以前あった。
しかし、ムハンマドが亡くなった時に、ヤギに食べられて無くなってしまった。

イスラムの人達の考え方を知るのに、コーランは必須であろうと考えられます。
これで全てが足りるとは当然言えませんが、多くのことを知ることができる一冊です。