元刑務官の著者が、拘置所内の死刑囚の様子や、死刑執行の実際を書いています。
死刑囚の手記。
刑務官や所長との関わり。
犯行の様子。
房内での過ごし方。
とある死刑囚が房内から呼び出されて、死刑執行されるまでが、漫画で描かれています。
実際の絵が出てくる著書は、初めて見ました。
それくらい珍しいはずです。
反省して人が変わったようになって、優れた歌などを残す死刑囚がいます。
しかし、いつまでも悪い死刑囚もいます。
死刑反対論についても出てきます。
しかし、死刑囚はそういう犯罪をした人だ、ということを忘れてはいけない。
改めて、その事実に気づかせてもらえます。
