愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『発達障害の僕が輝ける場所を見つけられた理由』栗原類

モデルやタレントとして活躍する著者。

小さい頃に発達障害と診断され、それと上手く付き合いながら生きてきました。

 

発達障害:知覚 (聴覚)過敏が多い、自分にとって嫌な音に耐えられない

物の場所等が変わると嫌

触れると嫌なものも嫌、粘土など

 

小さい頃から21歳現在までの記憶があまりない

 

自分が周囲から笑われる存在だと知ったとき、とても大きなショックを受けた

 

努力した先のビジョンを浮かべられない

→チャレンジや頑張ることが苦手

 

脳にクセがある

→弱点を知る

→気長に訓練する

 

自分にできないことを恥ずかしがらず周りに相談する

 

発達障害者に接するコツ

1、あっさり、はっきり

2、ゆっくり

3、穏やか

 

今は発達障害の人を診断できる事が増えてきています。

そのため、昔は変な人と切り捨てられていたかも知れない人が、ちゃんとしたケアを受けられるようになっています。

周りの人は、優しくなれるような気がします。