生まれつき手足が未発達で動かない、という障害をもち、電動車椅子に乗っている芸人のホーキング青山氏の著書です。
世間は障害者にどう接したら良いか、よくわからない人が多いようです。
著者が電動車椅子で街中を移動しているだけで、いきなり千円札を渡してくる人。
良かったら食べて、と腹も減っていないのに、無理やりおにぎりを渡してくる人。
善意の人たちも、何をしてあげたら良いか、よくわかっていません。
障害は個性だ、というタテマエがあるけど、では何をしたら?となると困ってしまうようです。
24時間テレビでは、障害者が聖人君子に描かれているが、実際にそんな人ばかりでは無いのは当たり前である。
やまゆり事件の植松容疑者。
その他にも、様々なことに言及しています。
お笑い芸人で障害者で、タブーのない著者が書く、障害者についての著書。
面白くてわかりやすいです。