愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『はじめての利他学』若松英輔

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人と人とのつながりは、私たちの認識よりも広く深く奥がある

 

利他は利己のの対義語では元来なかった

 

最澄比叡山延暦寺を作った

最澄の教えが日本仏教の礎を築いた

 

法然親鸞道元比叡山延暦寺で修行をした

 

菩提心:すべての生命を救いたいと感じる心

 

下問を恥じず:目下の人に教えを乞うことを恥としない

 

利他の前に自分の存在を考える

そこから、利他へ進む

 

布施、愛語、利行、同事

 

あなた方にできない事は何もない

 

人を愛することで人を知る

人を知り真の知に目覚める

 

知行合一

 

愛を知るだけでなく行い、そう生きよ

自分を2番にする

 

他人任せにしない

 

仁は誰にでも内在している

 

「知る」より経験により「触れる」の方が重要

 

道=仁=菩提心=愛

 

「智者」は利己的になる危険性がある

 

出来る限り他者の目で世界を見る

 

「利他」は様々な思想や宗教で照らされている

 

利他が起きると自他が1つになる

 

対象と自分はつながっている

他者への愛と自己愛のつながっている

 

世間的な成功、名誉、朝、権力は愛とは全く無関係である


人の世の中で、全ての良いものは繋がっているのでしょうね。
人それぞれ出来る範囲で良いことをすれば良い、のかも知れませんね。