愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『イエス・キリストの言葉』荒井献

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天の国 → 神の国を代替したもの

モーセ十戒の一

あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない

を受けて

 

心の貧しい人 = 神しか頼らない人、心のへりくだった人

 

平和に必要なのは、社会的弱者になり、彼らと共に生きること

 

誓うな:責任を神に転嫁するな

 

隣人愛:敵を作り出す考え方、愛敵がよりよい

 

どう生きるかを思い悩む前に、最早我々は生かされている

 

女性は月経ゆえに、汚れた存在と考えられていた

 

エスは不正に対して怒った

 

人は律法を守り切れるものではない

→原初的に罪人である

 

ソクラテスセネカに比し、イエスの死は弱々しい

→女性や弱い民衆にとって、救いになる

 

福音書の間でも、イエスの死、の意味づけは異なる