私は熱心にお金の勉強をする時期がありました。
その中で様々な本を読みました。
これは、お金に対する根本的な考え方について、衝撃を受けた本です。
始めに、コンビニでペットボトルの飲み物を買った時に支払うお金は何処に行くか?という質問があります。
その答えはとてもたくさんです。
店員さん、店長さん、配達員、飲料会社の人、開発した人、工場の人、ペットボトルを作る会社の人、飲み物を作る人………。
つまり無限の人に行っていると考えられます。
次に、日本人の募金額がどの程度か数字で示されます。大震災があった年でさえ、他国に比べて少ないです。
また、投資信託などを買ってから売るまでの期間が、日本人はとても短いです。
投資とは、相手を助ける意味合いもあるはずですが、日本人は投資で自分のお金を増やす事しか考えておらず、損をしそうになったらすぐに売ってしまうそうです。
お金に関しては、たくさん稼いでるいる人が社会に貢献していると考え勝ちですが、そうではありません。
例えば、全く収入のない赤ちゃんが経済に貢献していないかというと、そんな事は無いのです。ミルクやオムツや洋服を消費するという行為で、立派に役立っています。
もちろん、ニートの人にも同じ事が言えます。
彼等が誰に貢献しているかというと、無限の人達にです。
お金の勉強をしていて感動を覚えたのは、記憶している限りでは、この本が一番です。
お金の正体を知りたい人、投資をしている人や興味がある人には、是非読んでいただきたい本です。
こんな考え方の人達が増えていけば、とても優しい世の中になって行くはずです。