オンオフの切り替え、という言葉があります。
私はこれに違和感を感じていたのですが、この本にその答えの一つがありました。
オンオフの境目なんて無い、むしろオフタイムの方が重要なのでは無いか、というのが著者の意見です。
オンタイムである仕事中は、ストレスもあり大変だ、というところから本書は始まります。
そこからオフタイムを真面目に過ごす過ごし方に、話は進んで行きます。
とにかく遊びに真面目な姿勢やエピソードが紹介されますが、本当に生き生きとして楽しそうです。
「真剣にやれよ!仕事じゃねぇんだぞ!」
「仕事に遅刻してくるやつは許せるが、遊びに遅れてくるやつは許せない」
タモリさんの名言です。
著者はドクターシーラボ、ネットプライスなどの社長を経験した、経営コンサルタントの池本克之さんです。
ゴルフ、マラソン、落語、ダイエット、旅行など、様々な趣味や休日の過ごし方が出て来ます。
オンもオフもきっちりとベストを尽くす。
楽しむ事に対しても、という事です。
そうすると、考え方、メンタル、フィジカル、振る舞い、身だしなみなど、全てにおいて気を使います。
そしてそれが、素晴らしいパフォーマンスにつながります。
これはビジネス書なのですが、幸せに生きるためのヒントでとあります。
充実感を得られていない大人に、是非読んでもらいたいです。