愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『論語と算盤』渋沢栄一 守屋淳

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中国を始めとして海外でも人気があるのが本書

 

企業だけではなく、社会に利益をもたらそう

 

世襲制ではなく、人物で評価する

 

志には、大きいものと小さいものとがある

 

志を立て、現実に揉まれ、己を知ると(天命)がわかる

 

社会や企業はいつも優秀な人材を欲している

 

大変なことこそ楽しむ

 

明治時代の日本は、商業モラルが国際的に低かった

 

信用が何よりも重要

 

(良い行動)は文化や価値観によって変わる

 

知恵、情愛、意志

これら3つのバランスが大事

中道

リーダーシップ自体が必要な仕事

 

経験から学ぶ

 

リーダーは結果を出すべき

 

自分を高め、他人や公益に尽くそう

 

常に自分は(まだまだ道半ば)

いつまでも成長できる

 

すべては自分の責任

 

徹底して公益を求める

 

資本主義に(公益)はない

 

公益は自分の益にもなる

 

企業が人を雇い、従業員を豊かにするのも公益

 

企業に関わる、あらゆる人を幸せにする

 

(組織の勝ち)を考える

 

老人は必要な時に働いてこそ申し訳が立つ

自分の富を積むよりも公益に積む

 

論語)も読み替える

 

王道=思いやり


三井や三菱などは財閥を築いた。
渋沢は日本を、さらにはその言動や著書により現代の世界をも、良い方に導いている。
これは間違いなく大きな仕事と言えるだろう。