愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

どんなことでも

懲役8年 

 

わたしが8年間勤めた職場を辞める時に、冗談めかして、同僚や知人にそう言っていました。

8年間の刑期が満了して出所出来るようになったよ、というかなりブラックなユーモアです。

それくらい、働くのが辛くなっていたのは、紛れもない事実なのですけど。

それでも、残る皆さんに関しては、まだ刑期が残っていると言うことになりますし。

 

でも、辞めたあとに気づきました。

ほんとうは、働くのなんて自由だったのだと。

辞めるのは、こんなに簡単に出来るのだと。

監獄は、辛さは、閉塞感は、全て自分の心の中にありました。

 

このことに気づいてから、働くのがとても楽になりました。