愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『100分de名著 自省録』マルクス・アウレリウス

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18歳で帝位後継者に指名された。

 

今日、今良くなろう

 

人間にできることなら、お前にもできる。

 

すぐにお前は全てを忘れるだろう。そして、すぐにお前の全ても忘れられるだろう。

 

哲学は、本来「知を愛する」と言う意味

哲学の出発点は、誰もが幸福を求めると言う前提に立っている。

 

失うことを恐れるな

 

皇帝化させられるな、染められるな

 

幸せに生きることはできる。

 

人としてこうありたいようにあれ

 

他人が何をするかしないかには、何も求めるな

 

理性を守れ

 

良い人とは?などと考えず、そのような人であれ

 

追いかけず、避けず、正面から受け止めよ。

 

最初に現れる表象が伝える以上のことを自分に言うな。

自分の内から何一つ足すな

 

どこにも行かなくても、自己の内に憩える

 

誰かに何かをされても、理性が脅かされなければ何の害も受けていない

 

他者は仲間

 

評価とは関係なく行為はある。善でも悪でもない。

 

不動心=力

(アパテイア) 

 

心の平安を保つことが幸福

 

不可能な事は無い。

 

神は善だが、全能ではない。

 

過去も未来も、善でも悪でもない。

 

アウレリウスも先人の言葉に教えられ、救われた。

 

死者も生者に貢献している。

 

本は繰り返し読んで、やっと確信に近づけるものがある。