愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『ブッダが説いたこと』ワールポラ・ラーフラ

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他人を頼らず、自らが自らのよりどころとなる

 

サンガ:仏教僧の共同体

ブッダ・ダルマ:教え

ニルヴァーナ:涅槃、絶対的な真理

 

進歩していくためには疑問をなくすことが必要不可欠

 

他の宗教も敬い尊重するのが仏教の姿勢

寛容と相互理解

 

五集合要素:存在を構成、すべては無常

物質

識別

意思

意識

感覚: 五感+心が感知

仏教では心を感覚器官とみなす

 

カルマ(行い):意図的行為を指す

 

ニルバーナを体験するには八正道を根気よく実践し、精神を高める

理解

思考

言葉

行い

生活

努力

注意

精神統一

 

ブッダの関心事は人々の幸せ

 

貧困は諸悪の根源

 

今生の幸福の4因

自らの色を熟知、技術を身に付け、熱心に働く

まっとうに収入を得る

良い友人を持つ

蓄えすぎず、浪費しすぎない

 

物質的幸せ× 16 =精神的幸せ

 

多くの人々よりも自らを制する

 

ぜひが行動の原動力である

 

生きとし生けるものが構成、配慮、愛情で扱われる

 

ブッダは修行僧に対してと、一般の市井の人に対してと、それぞれに合ったことを話しているようです。

我々のような普通の人には、特別な事ではなく、ただただまっとうな事を勧めてくれているように感じました。