西田幾太郎
人の心を目的にする。人の心が1番大切。
素直にまっすぐに、世間や損得を考えず無邪気に生きる。
成功と進歩は同レベル。上へと進んでいく。幸福は違う。より上のものはない、満足した状態である。
真人・分別を脱いだ1人の人。心と体が一致している。我慢して人のために尽くしたりする人。→人を動かすような力が出る。
分別は実社会では役立つ。しかし、真剣で深刻な疑問には無力。だから、自分で体験しよう。
「甘い」は舐めて感じないとわからない。言葉で分かっても、それは、ナンセンスだ。
一円・男がいるから女がある。主がいるから家臣がいる。それぞれに上下は無い。
推譲・余ったお金は他人に譲る。地位や名誉も同様にする。
人のためになるには、その人たちの1人になり、全てを分かち合う。
兼好法師
名人に慢心は無い。
常に高みを目指す→自分はまだまだ→慢心誇りなし心はもともとない。何にも触れなければ、心は穏やか。雑多に入れないのが良い。
心身脱落。迷いや我がなくなる。静か。無。
修行とは悟りである。生活の全てを一生懸命に行う。
心身一如・身と心は1つのもの。これがあって初めて生命が成り立つ。
生も死も、薪も炭も灰も、時間も全ては、大きな生命の仮の表れである。
哀れや悲しみがあって、美しさがある。
諍いの心があってはならない。
それは他者や自己にも同じ。見栄や慢心につながる。
せぬ、工夫。あえてしないことにより、空白が花となる。
初心忘れるべからず。その年齢ごとの初心がある。その年齢ごとに身に付けるべきものがある。