愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『旅人よ どの街で死ぬか』伊集院静

f:id:kazuyoshisan:20200809163702j:image

作家である伊集院静氏の、旅についてのエッセイです。

著者は一人で旅をすることが、しばしばあるそうです。

どうするかなどは決めず、それは向こうから勝手にやって来る、と。

だから、人は一人で旅に出てみると良い。

この街で死ぬ、ということが旅人には起き得ます。それが心地よい、というか本望というか、そんな街に出会えたら、その旅はかなりの価値を持つのかも知れませんね。