なかなか困った父を持つ主人公。
働いて貯めた三百万円をむしり取られたのを機に、連絡を断ちます。
そんな父が亡くなったという知らせが入り、遺体の元へ向かいます。
客観的に見て、とてもではありませんが良い父親とは言えません。
縁を切ったのも無理が無いと思えます。
それでも死後に著者は、
「父が生きていてくれたら」
と思う場面があります。
人の世は無情だな、と。
なんとも言えない読後感です。
なかなか困った父を持つ主人公。
働いて貯めた三百万円をむしり取られたのを機に、連絡を断ちます。
そんな父が亡くなったという知らせが入り、遺体の元へ向かいます。
客観的に見て、とてもではありませんが良い父親とは言えません。
縁を切ったのも無理が無いと思えます。
それでも死後に著者は、
「父が生きていてくれたら」
と思う場面があります。
人の世は無情だな、と。
なんとも言えない読後感です。