愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『イワン・イリッチの死』トルストイ

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死ぬのは嫌だ。

それは全てが終わってしまう大事件である。

ただし、それは当人にとって、だけだ。

そのことは多かれ少なかれ、全ての人に言える。

つまるところ自分の死を理解するのは、自分が死ぬ間際しか無いのだろう。