愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『父の謝罪碑を撤去します』

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従軍慰安婦

南京大虐殺

徴用工

などなど

 

各種の捏造事件があります。

これらのことは、本当に罪深いです。

まずはやってもいない日本の先人を貶めていること。

次にされてもいない他国の先人も貶めていること。

さらに今の日本や日本人の国益を損ねていること。

そして、それを信じてしまった他国の人たちに、不快な思いをさせていること。

始めた個人に当然責任はあり、またそれに意図的に乗っかる人にも悪意はあり、事実関係を知りもせずに言及する人たちにも、罪はあります。

 

著者の父親が、捏造事件についての謝罪碑を某国に建てました。

この父親が、事件を捏造した犯人です。

著者はこの取り返しのつかないことを、何とか後始末をつけようと奔走します。

さんざん苦労して、何とか出来ることになったのが、この謝罪碑を撤去することでした。

 

色々な考えのひとがいます。

そして人は色々なことをする自由はあります。

だからといって、他者に迷惑をかけて良いわけではありません。

著者は本当に大変な思いをしました。

そしてこの問題は、今も多くの人に影を落として、迷惑をかけ続けています。