愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『弁天小僧』

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思っていたより若い

当時のメイク技術がどれほどだったかは分からない

意外にかなりの白塗りだから、今より化けやすかったかもしれない

それにしても、バレたら危険な犯罪をするために女装までするものだろうか?

色気たっぷりというよりも、若い娘さん、という風情だったのだろう

生きるためには何でもしなければならなかったという見かたも出来る

親を持たずに子どもが生きるのは大変だっただろう

しかしそこに悲壮感はなく、独立した一人の人間がいて、カラッとした明るさがある

そして、華もある