愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

大人の自由研究

小学生の娘は、後一カ月もすれば夏休みに突入する。

毎年ある程度の宿題が出て、なんだかんだ言いながら取り組んでいる。今のところしっかり終わらせて、提出しているようだ。

さて、いくつかある宿題の中で、自由研究という物がある。

これは何をやっても自由、それどころかやってもやらなくてても良い、というかなり自由度の高い宿題だそうだ。

そういえば、私が小学生の頃にも、そんな物があった。

私は自由なので、当然のようにやらなかった記憶がある。残念ながら、自由を履き違えた小学生だったようだ。

やれば良かったのにと思ったが、それは大人だからだろう、という所で疑問が浮かんだ。

もし、大人の私たちが自由研究をしたら、一体どんな物が出来るのだろうか、と。

 

昨年、娘と二人で木で仏像を彫った。

あれをキッチリ作りこめば、クラスのみんなの度肝を抜くような自由研究の出来あがりだ。

なかなか良い気がしてきたが、大人ならではの自由研究というには、少し足りない気がする。

子どもらしくなさは及第点だけど。

 

では、何が大人の自由研究にふさわしいだろうか?

スーパー別、特売日別にしたビールの値段グラフ。

バー別ジントニックの値段と特色。

タクシーの運転手さんに聞いた面白い話。

年代別、大人買いしたもの。

ハズレ馬券やタバコの箱で、折り紙作品。

ビールの空き缶でロボット作り。

 

大人の自由を履き違えている気が…。