19世紀、イギリスはヴィクトリア朝と呼ばれる、最盛期を迎えていた。
世界各地に植民地を拡大し、大英帝国とも呼ばれていた。
イギリスはアヘンを清に輸出し、茶葉を輸入していた。清がアヘンを拒むようになり、アヘン戦争が勃発した。
結果はイギリスが勝ち、香港が割譲されることになった。
その後、混乱した清では、太平天国の乱が起きるが、20年程で鎮圧される。
その頃、インドはイギリスに完全に征服されていた。
ムガル帝国皇帝による反乱が起きるが鎮圧される。1947年、マハトマ・ガンディー指導の民衆運動による独立まで、その支配は続いた。
1853年、ロシアがオスマン帝国に侵入し、クリミア戦争が勃発。
この戦争で、ナイチンゲールが献身的な看病により、賞賛された。
オスマン帝国は、皇帝の退位や暗殺などで混乱しつつ、第一次世界大戦を迎える。
40の国家に別れていたドイツ連邦では、プロイセンのビスマルクが、鉄血宰相と呼ばれる強硬策でドイツを統一した。
ここに日本から岩倉使節団が訪れ、大きな感銘を受け、富国強兵へと進んでいく。
イギリスは、豊富な資源に目をつけて、アフリカを侵略していった。