西郷隆盛。
上杉鷹山。
二宮尊徳。
中江藤樹。
日蓮。
日中戦争が行われていた当時、著者はこれらの人々を、代表的な日本人に選びました。
この後日本は太平洋戦争に突入して、敗戦国として戦後を迎えます。
というのは、今の私たちだからこそ、わかる事ですが。
それを踏まえて人選を見ると、何かの趣きを感じるのではないでしょうか。
これらの人たちは、日本のためあるいは日本人のために、程度の差はあれ大きく貢献しました。
場合によっては、まさに身命を投げ打って。
執筆当時や各人の生きた当時に比べて、間違いなく安全な今の日本。
出来ればお礼を言いたくなりました。