日本で最も有名だと言えるものを、原文と現代語訳と解説とコラムを合わせて収録した、とても親切な著書です。
春夏秋冬単独に観るのではなく、連続した移り変わりを楽しむ
会話の時は、相手の気持ちを思いやる
様々な用事がなくなる事は無い。やるべきことがあれば、最優先でそれをやる
人徳が高ければ何をやっても許される
(徒然)=ゆとりのある時間が最高
本心ではなくても賢人を見習えば、その人は賢人である
やろうと思ったらその瞬間にやる
こだわったり執着したりしすぎるのは、仁義であろうが仏法であろうが良くはない
最盛期に向かう時と過ぎた後が味わい深い
おそらく様々ことを経験したり、みたり聞いたりしたのであろう。
そして、よくよく吟味したはずである。
そんな著者の様子が垣間見られるからこそ、多くの人により長年支持されているのだろう。