愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『ツアラトゥストラ』ニーチェ

超人になりたい。

ラクダから獅子に、そして小児に。

はて、と思う。

人は誰でももともと小児だった。

無垢が良いのだろうか?

集中しているのがよいのか。

打算や欲がないのが良いのか。

我々はニーチェのその後を知っている。

精神を患って、二度と戻って来なかったのだ。

病気だから仕方なかったのかも知れないが、精神的な充足は得られる事なく、ずっと悩んでいた結果のような気がしてしまう。

理想と現実の自分のギャップに打ちのめされたのか。

だからこれが正解ではなかったのだろう。

しかし常に理想を追い続けるのは、崇高なことなのは確かだろう。

例え自分がそれに耐えられなかったとしても。