愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『銀河鉄道の夜』宮沢賢治 ロジャー・バルバース

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宮沢賢治作品のモチーフ

人が他人と協調していくにはどうしたら良いか?

人が人生に意味を持たせるには?

自然と共存するため人は何をすべきか?

 

罪悪感

 

人間は生きていくのは、なんて大変なんだろう

 

世界全体が幸福にならないうちは個人の幸福はありえない

 

僕はきっとできると思う。なぜならぼくらが、それを今考えているのだから

 

あめゆじゅとてちてけんじゃ

死ぬという今頃になって

私を一生明るくするために

こんなさっぱりした雪の一わんを

お前は私に頼んだのだ

 

自分が悲しい時、辛い時ほど相手を思いやる

 

こんなふうに溺れ死ぬのなら、いたちに自分の身をを食べさせてやればよかった。そうすればいたちは一日生き延びれたから

 

(私はあなたで、あなたは私である)

皆がそう考えられたら、戦いも国境も差別も全てなくなる

 

動物、木、石、風、人、全て同じレベルにある

世界を形成している要素の一つ

 

インドラの網:結び目に宝珠が網み込まれている、複雑で無限、どこか1つがほころびたら網は壊れる

 

一人一人と向き合い悲しみを聞く。それに責任を持ち何かをする

 

誰だって本当に良いことをしたら、それが1番幸せ

 

自ら判断する

 

自分を犠牲にしなければならない場合もある

 

宇宙と言う単位で考えれば全ては短く小さい

 

童話はそれだけで楽しいけど、大事なメッセージが入っている場合が多いです。